中学校時代

発達障害児の高校選び

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中学校の特別支援学級に入学してまもなく、
毎月のように何校も特別支援学校高等部の見学会の案内が配布されました。

中学の3年間はあっという間に過ぎると
トシとった母はよくわかっていました。
通学しやすくてコウに合っている高校はどこかと思い、
中1の時だけでも3校見に行きました。

リハビリ(作業療法、理学療法)でお世話になっている小児発達外来の主治医が
「生活行動の成長のために、寄宿舎のある市外の高校も候補に入れては」と言いました。
コウがたった15歳で離れて暮らすことになるなんて!考えてもみなかった!と、
寄宿舎という選択肢にショックを受け、気持ちを整理するのに何日もかかりました。

特別支援学校高等部は、「職業訓練」の要素が強く、
目標は【就労】に向かっています。
でもわずか15歳で、将来はクリーニング業にとか、木工業にとか、
3年間学ぶ科を決めるのは、親にも難しいです。

これは普通の高校にもあることだとは思いますが、
特別支援学校高等部でも中途退学する子もいるそうで、
やはり慎重に選ばなくてはならないと思っています。

子どもは外では全く別の顔を持っているものです。
子どもの良い面、悪い面、実は親が一番わかっていないかもしれません。
「適性」について、よくよく学校の意見も聞いて進路を考えて行く必要があります。

こればかりは【ご縁】だと、運を天に任せる気持ちではあるのですが、
あまり「訓練・訓練」していなくて、彼なりの青春を楽しむことのできる高校だといいなと思います。

ABOUT ME
ホタル
発達障害児【特別な支援を要する男の子】のママ。フルタイム勤務のシングルマザーです。