保育園時代

妹に字を教えたのはコウ

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コウは3歳くらいから字をおぼえました。
ひらがなの後は順調にカタカナもおぼえました。
この頃はまだ発達障害があると思っていなかったので、
普通の時期に関心を持ち始めたと親としては認識していました。

妹のアサキも、3歳くらいから字をおぼえたがりました。
フルタイムの仕事をして、帰宅してから家事が忙しい時間帯に
「ママーこの字なんて読むの?」と言われるたびに手を止めるのは大変です。
コウは6歳で、程度はともあれ、すでに発達障害のある子だとわかっていた頃でした。

「コウに聞いてごらん」
「コウ~この字なんて読むかアサキに教えてやってくれる?」
と言うと、コウは快くアサキに「め。」とか「ち。」などと、
無駄なことは一切言わず指さした字を読んでやってくれました。

これはとても助かりました。
アサキはしだいに私には聞かずにコウに聞き、字をマスターし、
いつのまにか絵本を黙読するようになっていました。

「子どもが2人になると、2倍の手がかかるわけではない。
子ども同士で遊び相手、話し相手になるので、1.5倍かな」
と私の母がよく言っていましたが、そのとおりでした。

コウも年上として、ちゃんと「兄役割」を担っているのでした。

ABOUT ME
ホタル
発達障害児【特別な支援を要する男の子】のママ。フルタイム勤務のシングルマザーです。