コウの中学3年生の修学旅行が終わりました。
コロナ禍で、延期・延期。
遠出はできず、バスで3時間の距離以内で2泊3日です。
それでも、中止にはならずに行けただけ、幸運でした。
持ち物は、修学旅行の1週前に学校に大きなスポーツバッグに入れて持って行き、
先生に確認してもらって、そのまま教室で保管してくれたので、
当日はリュック1つで登校して行きました。
もう寒いので、上着はダウンジャケットでした。
晩秋の宿泊のパジャマ用に、なぜTシャツ2枚必要なのか?2泊目も、1泊目と同じTシャツでいいではないか。などと思いはしましたが、
とにかく持ち物リスト通りに全部用意しました。
修学旅行中は、学校のホームページに「今どこにいます」という報告と写真が掲載され、たまーに見ていました。
金曜~日曜の旅程で、帰りは日曜日で、車で学校まで迎えに行きました。
無事帰宅して、洗濯物を全部洗濯機に放り込みました。
雨天用のカッパ(折り畳みのレインコート)を見せて「使った?」と訊くと
「使わなかった」と言うので、そのまま引き出しに収納しました。
それから2週間後。
学校から、修学旅行の写真のweb販売の通知が来て、パソコンで見ました。
みんなマスク姿で、我が子を見つけるのだけで精一杯で、普通学級の子は、目だけでは誰が誰だかわかりませんでした。
「農業体験」の野外活動で、コウがダウンジャケットの上から紺色のカッパを着ている姿が映っていました。
「コウ?カッパ、着なかったんじゃなかったの?」と言うと
「ええと、雨じゃなかったけど、寒かったから、着た」と言いました。
先生が、寒さ対策に、カッパを着るように促してくれたのであろうことは想像できました。
そして、とてもきれいに畳んで巾着袋に入っていたのは、先生が片付けてくれたのでしょう。
それから慌てて、引き出しから再度カッパを出して、
広げて、拭いて、干しました。
コウは学校でも家庭でも、普段あまり怒られてないと思うのですが、
「雨でもないのにカッパを着たことは、ダメなことである」という、謎の思考回路。
そして、2週間後にバレる嘘。
やっぱり、不思議ちゃんの脳なんだなー。と思った出来事でした。