母より
5月23日
5月21日、児童発達外来でした。
親の会では、他児も「脱走」がテーマになっていました。
医師からは「この時期、運動会の練習などの疲れもあって、よくあること。秋くらいまでには落ち着く。
『職員室や校長室に行っておいでー』『一周りしておいでー』と言ってやるといい。
頑張って疲れているので、家ではダラダラさせてやって。」
とのことでした。
「掃除はちょっとハードルが高い。焦らないでー」と言っていました。
給食の三角巾はかぶりにくいので、別のデザインのものを検討してみます。
児童会館に入りたがらない理由について、
館長さんから「それとなく聞き出してみて!」と言われました。
確かに本人なりに入らなくなった理由があるようですが、聞き出せずにいます。
祖母の力も借りて、傾聴してみます。
家では妹がうるさくてじっくりと話をする時間が取れないです…。
児童発達外来のメンバー(計5人)の話によると、
担任の先生とのやりとりが全くなく、
「こういう子です」と書いた物を持たせても読んでくれたかどうかも反応なく、
学校での様子がわからない…という母が多数でした💦
この連絡帳を見て感動していました。
(読んではいませんがパラパラと見て)
先生に、改めて感謝です。
先生より
5月24日
児童発達外来でのお話を伝えてくださり、ありがとうございました。
運動会の練習が忙しくてコウくんの中でパンク状態になっちゃうのかもしれませんね。
でも、一生懸命がんばっているのは伝わってきます。
「~に行っておいで」と言う前にいなくなっていることが多いので(笑)、
いろいろやり方を考えてみます。
児童会館の件も、もしわかりましたら教えてください。
「準備をしてもすぐ迎えに来るから」とか、そういう日が続いたから行かない!となってしまったからなのか…と私も考えましたが、わかりません(;^_^A
音楽で、初めて鍵盤ハーモニカを使いました。
「先生が〇〇と言ったら用意」などの約束を守るのが難しそうですが、
私が「こんなこともできるよ」と救急車の音を弾くと、同じところを押して弾いていました!!
ルールとしてはダメですが、驚きました!音感がありそうです!(^^)!
母より
5月27日
児童会館に入れなくなった件について、ようやく聞き出したところ、
「『わーわーきゃーきゃー』という大勢の大きな声が苦手。」
とのことでした。
確かに、参観日の後に立ち寄ったら、先生との会話も聞こえないほどの騒ぎでした。
実は私も、コウの妹も、この手の喧騒が異常に苦手です。
→そういう理由だったんですね。とりあえず理由がわかってよかったですね。
火曜・木曜・金曜のデイサービスの迎えが15時台で遅くて児童会館の負担になっていると思うので、早められないか検討を依頼中です。
家でもおもちゃのピアノで救急車の音を弾いていました(#^^#)
小学1年生の4~5月は、児童会館との連絡帳も、コウの扱いについて連日、長文でした。
5月は、繰り返し「児童会館に入れない理由」について探る内容でした。
児童会館は、放課後になった直後は数十人の子どもたちが同時に集まり、
1人1人が大声を出し、「キャー!!!」という甲高い声も混ざり、
聴覚過敏のコウには耐えがたい環境であることが、
コウが入って行けない要因だったとわかりました。
このことは、児童会館の連絡帳にも書きました。
1年生担当のスタッフからの返事は「教室でも同じことではないのですか?教室でも同じくスムーズに入らないのですか?」とあり、
親は我が子しか目に入らないので、ずいぶん勝手な感情だとは承知していますが、
この返答をとても残念に思い、辛かったです。
おそらく、入れない理由がスタッフの予想とは違ったのでしょう。
「騒々しさが原因」は、あっさり却下されたようです。
もちろん、放課後の児童会館の子どもたちの声をどうにかしてほしいという話ではありません。
多くの普通児の中に発達障害児がいて、同時に世話をするのは相当な負担で、申し訳なかったなぁと思うとともに、
わかってもらう難しさを感じる一つの出来事でした。
コウの聴覚過敏に気づいていなかったのが一番の原因です。
あの喧騒の児童会館にコウを行かせていたのは、かわいそうな事をしたと、今は思い、
学校から放課後等デイサービスにつなぐ他の方法はなかったかと後悔もあります。
もし校区内か歩いて行ける範囲にデイサービスがあったら、
デイサービスの迎えを待たなくても自力で通えたのに…と思います。
ただ、夏休みを経て、児童会館はコウの大好きな場所になりました。
「ドラえもん」や「名探偵コナン」のコミックが全巻あって、
6年生まで児童会館に在籍し、ずーっと静かに読んで過ごしていました。