小学校時代

コウ小学1年生普通学級時代の連絡帳その11

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先生より
6月14日
昨日の安全教室では「トラックに乗りたくない」と言っていたんですが、
列に並ぶとちゃんと活動ができていました。
苦手なことでも「やってみよう」と思えてきたのかなと感じました(^^)
朝は、クラスのお友達に手をひかれて教室に入ってくるようになりました。
「いやだ」「はなせ」と言っているときもあります…。
「ちがうよ、一緒につれてきてくれたんだから、ありがとうだよ?」と教えると
「ありがとう」と言っていましたが、最近は手伝ってくれるお友達にそのような言葉を言ってしまうこともたびたびあります。
その都度、伝えていこうと思います。

母より
6月17日
席替え後、アンナちゃんと離れて心細くないかな?と思いましたが、
「ナナコちゃんも助けてくれる」と言っていました。
「できないことを助けてもらっている、手伝ってもらっている」という意識はあるようです。
→そうなんですね(^^)アンナちゃんも、ななめ後ろの席なので、見守ってくれています。
昨日の日曜日、家から自転車(補助輪つきにようやく乗れるようになりました)で学校に行き、
校庭のあさがお鉢と池を見てきました。
コウのあさがおは、小さくやせてヒョロヒョロで、コウにそっくりだなぁと思いました。
「いつも池のあめんぼと金魚を見ている」と言っていました。
児童発達外来のグループセラピーで、お友達に手が出る件を相談してみます。
そういえば、前回他の子の親が、同じ悩みを言っていました。

先生より
6月17日
運動会が終わり、クラス単位での体育が始まりました。
そうなると私一人で2組のみんなを見るので、どうしてもコウくんの運動量を充分に確保することができていないのが現状です。
みんなへの指示の中では、一緒になわとびをしたり、鉄棒をしたりができず、
砂いじりをしたり…という感じです。
給食は、完食はできませんが、時間内に食べられる量が増えてきたように思います(^^)

母より
6月19日
昨日、児童発達外来のグループセラピーに参加しました。
授業の40分間もたないようなら「職員室で息抜きしておいで」と行かせるのは有効とのことで、実際そうしてもらっているお子さんも半数でした。
→「1年2組」という思いはあるようなので、今は教室でがんばらせたいなと思っています。コウくんなりにがんばれるようになってきています(^^)
体育について、プライベート体育教室に妹(3歳)と従弟(3歳)とともに行かせたりもしていますが、
やはりそこでも器械モノ(とびばこ、鉄棒、なわとび等)はやる気なく、スタジオの鏡やバーに触ったりしています。
医師が「できないという”逸脱”に着目せず、砂いじりでもその場にいるだけで頑張っていると思ってください。できないのをみんなの前でさらすのは、子どもでも苦痛。『絶対成功させてやるから、やってみよう』と、一度だけでも手伝って挑戦を促すのも良い」と言っていました。
音楽の時間の「音」が苦手な子もいて、医師は「つらいんだね、と受け止め、耳栓を与えるのも良い。耳栓をしても音は聞こえてしまうが、おまじないのようなもので、その音が苦手だということに対して親や先生が味方してくれているシンボルとして、強みを持つ効果がある」とのことで、今後の参考にしようと思いました。
他の子に手が出てしまうことについては、「人の体に触るというのは、相手が気に入らないとか、寂しさから、というよりも、その場が手持ちぶさたで、今やることに見通しが持てない時が多い。やることが明確にある時は、意外にしないと思う」とのことでした。
(コウの場合は、みんなにとって課題が明確な場でも、彼だけ関心がない、という状況も多いですよね…)
→そうですね…。友達に関心が出て来たからこそなんだと思いますが(^^;)
掃除の時間のことは、参加者5人とも悩んでいました。
「『みんなで使う場所はみんなで掃除するのがルールだけど、難しいんだね。あなたの気持ちはわかるよ』と言っているうちに、返事はしなくても心では聞いているので、数か月待ってあげてください」と医師は言っていました。
プール学習がもうすぐ始まることについても、5人とも悩んでいました。
コウはプライベート水泳教室にたまに行かせていますが、水に顔をつけるまでは至っていません。
やせているせいか、水温が低いと寒がります。
また、水着への着脱も、やらせればできないことはないのですが、膨大な時間がかかると思います。
給食は毎日「全部食べたよ!」と言っているので完食していると思っていました。
「時間がかかる」と保育園でも言われていました…。

「医師から言われた」のフレーズは、どれも実際医師からの言葉ですが、
「私がこうしてほしいと思っている」と言うよりも、
「医師が言った」という、専門家からの言葉だと伝える方が、
モンスターやクレーマー的になりにくく、受け入れやすいだろうと思って、意識的にかなり細かく書いていました。

ABOUT ME
ホタル
発達障害児【特別な支援を要する男の子】のママ。フルタイム勤務のシングルマザーです。