高校時代

現場実習の日誌

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コウの高等支援学校3年生の現場実習が終わりました。
無事、欠席なく通いました。
季節変わりの体調を崩しやすい時期に、
心身共に安定して通えたことは、とても頑張ったと思います。

現場実習の日誌に毎日「目標」「振り返り」を手書きで記載し、
「実習指導者からのコメント」を書いてもらっていました。
これは帰宅後に取り組むという実習先もあると思うのですが、
コウの場合は、実習時間内に書かせてくれて、
帰宅してからは、コウのくつろぎの時間にすることができました。
保護者の捺印欄もあります。
大人になる練習なのに、保護者がしゃしゃり出るのはよくないか?と気をまわして、これまで実習の日誌にコメントは書かないで来たのですが、
3日に1回程度「寒くなってきましたが、上着を貸していただいているそうで、ありがとうございます」など、保護者捺印の横に書き添えました。

コウが日誌に書いた日々の目標は
「一つの作業が終わったら声をかける」
「わからないことは聞く」
「休憩時間に他のメンバーに話しかける」
といった内容でした。

漢字を
「失敗」→「失配」
「積極的」→「責極的」
「続き」→「読き」
と、随所で間違えていました。

漢字の形は、何となくわかっているようです。
よく覚えていない漢字は、調べながら書いたらどうだろうと思わないでもないのですが、
実習指導者から修正されている形跡もないので、保護者からも何も指摘せず過ぎました。

高校卒業後の「就労移行支援」への通所では、日々のレポートがあるのかないのか?
ないとしたら、来春以降にコウが自分の手で何かを書くという場面はほとんどないと思います。
小学校→中学校→高校。長い長い「書き物」との格闘でした。
ようやく解放される日が来ると思うと、ほっとします。

コウは実習先の方々から「来年4月から来るのを待っているよ」と言われて実習を終えたそうです。
「毎日、夏も冬もずっと通うことになっても、大丈夫だと思った?」と訊くと「うん」と答えていました。
温かく歓迎される環境に、安心して行けるのが一番幸運なことだと思います。

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ホタル
発達障害児【特別な支援を要する男の子】のママ。フルタイム勤務のシングルマザーです。