中学校時代

漢字は書かけなくても読めればいい

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学校の勉強で「国語」では、漢字の書き取りが課題になることが多いです。

コウは書字に力がなく、枠からはみ出るし、真っすぐ書けません。
この問題は、小学校入学時からずっと言われてきました。
ひらがなもヨレヨレした字で、漢字の書き取りも正確に書けているとはいえません。

ただ、「読み」はけっこう正答しています。
漢字に関して学習障害な面もあるのかもしれませんが、
どうも外斜視のために、漢字の線の数が正しく見分けられないのではないかとも思います。

コウは地理や歴史が好きで、都道府県の場所は全問正解なのに
全部を漢字で書くのはかなりアヤシイです。

でも、これは私は全く気にしていません。
今の時代、漢字をまともに手で書く場面は、実はそんなに多くありません。
連絡帳などに字を書くにしても、度忘れした漢字はスマホで調べながらです。

コウが将来、字をたくさん書かなければならない職業に就く可能性は低いです。
最低限読めて、パソコンで漢字の候補が出て来た時に、正しい漢字を「選べれば」いいのではないかと思っています。
(これだって、間違う大人はたくさんいます)
大学生でも、レポートはパソコンで作成します。

書くのが苦手なのに、国語の勉強といえば「漢字を正しく覚えなさい」「漢字をきれいに書きなさい」。
このことに年じゅう追われて、
宿題で1枚のA4プリントに50マスも漢字の記入となったら、
大人でもウンザリするのではないでしょうか。

「100回書いたら誰でも絶対漢字をおぼえる」という教育方針は、実は間違いで、
苦手な子に100回書かせたら、漢字を絶対キライになります。

私の保護者としての方針は
「漢字の指導は、ほどほどに。書けなくても、読めればいいです。将来的に、パソコンで選べればいいです」です。
一貫して言い続けています。
でもなかなかわかってもらえません。
学校やデイサービスで、担当者が代わったりすると、ふりだしに戻って、A4プリント一面に漢字書き取りを求められています。

保護者面談のたびに、しつこいと思われてもいいやと思いながら「漢字はほどほどに」は必ず言うようにして、
「しょうとくたいし」「おうにんのらん」で〇をもらえていたら、
連絡帳には「漢字でなくてもOKにしてもらえて良かったです」などとリアクションするように心がけています。

ABOUT ME
ホタル
発達障害児【特別な支援を要する男の子】のママ。フルタイム勤務のシングルマザーです。