皆勤賞の発達障害児

コウはずーっと「皆勤賞」です。
保育園も、デイサービスも、小学校も、欠席なしです。
インフルエンザになったり、受診のために早退などはほんの数日あるものの、
ほぼ全出席で中学校生活も送っています。

【発達障害児といえば不登校】【不登校といえば発達障害児】のイメージですが、
コウは「行くことになっている」となれば、
行くか行かないかの迷いはない脳の構成のようです。

これもよく考えたら奇跡だなぁと思います。
いかにそれぞれの場所が居心地がよく、
彼の居場所を作ってくれているかだと思います。

ヤセでヒョロヒョロで、
手を洗うのが大嫌いで「手を洗って」と言うと「もう洗った」とウソまで言う(笑)割に、
小学校入学以来、風邪もひきません。

小学校は徒歩7分、中学校は徒歩20分。
登校は、雨の日も風の日も雪の日も、自力で行くように仕向けています。
暴風雨の朝などは、傘が壊れてびしょ濡れで学校に着く姿を想像して
ついつい「学校まで車で送ろうか？」と言いかけて、
「ダメダメダメダメ」と心を鬼にして自分を制しています。

下校は放課後等デイサービスの車が学校に横付けで迎えに行くので、
せめて登校は自分の足で。
体力作りも、特別支援学級児の大事な課題の一つです。