中学校時代

コウ「累乗」を訊かれ困る

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特別支援高校の入試が終わり、合格発表まで落ち着かない日々のこと。

コウの妹のアサキ(小6)が、22や23の累乗の計算プリントを持ってきて、
「これどうやるの?」とコウに質問していました。
コウは習っていないようで、困っていました。

そこで、中学校の連絡帳に「累乗の概念だけでも教えてやっていただけますでしょうか。妹に聞かれて困っていたもので」と書きました。
「妹から頼られる兄。素敵です」と快く取り組んでくれる返事が来ました。
ところが実際、特別支援学級の時間割は、作業や生活、行事に関する時間がほとんどで、
「数学」は週に1回あるかないかです。
そこで、学習支援型のデイサービスにも、累乗の指導をお願いしておきました。

おそらく小学5年生程度の学力のままのコウ。
3歳下の妹のアサキの学力が追い抜く時を迎えているのでしょう。
コウは都道府県の場所を全部言えて名所・名物がわかる、
日本の歴史もそこそこわかる、暗算が得意なことから、
アサキがコウを下に見ることはありません。

大人になっても、日常生活には、小学5年生程度の学力があれば困らないと思います。
親としては、特にそれ以上の向上を願ってはいないのです。

学校でもデイサービスでも、コウの特性や関心をよく理解してくれていて、
コウのレベルに合った学習を進めてくれているので、
コウは勉強を嫌がることなく取り組んでいます。

「累乗」は、実生活にはあまり必要はないかもしれません。
教えてもらえば、考え方だけなら、わかるのではないかなぁと思っています。

ABOUT ME
ホタル
発達障害児【特別な支援を要する男の子】のママ。フルタイム勤務のシングルマザーです。