高校時代

高校2年生のコース選択に迷う

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コウの高等支援学校は、入学時「普通科」ということで、
中学3年生で職業科の選択をしなくていいことがとても魅力だと思いました。

高校1年生で、数日ずつ校内・校外の実習を体験しました。
あっという間に高校1年生の2学期も終了にさしかかり、2年生への進級に向けて「コース選択」の時期が訪れました。

12月中旬に先生と生徒と保護者の「三者懇談」があり、
コウが、志望のコースと、志望理由を書いたプリントを読み上げました。

「エココース」(電子機器の解体、畑の堆肥作りなど):機械の解体に興味があるから
「調理コース」:料理が苦手なので、挑戦しようと思ったから

コウの滑舌の悪さで、親でも、何を言っているのか聴き取るのが難しかったのですが、
だいたい、こんなことを言っていました。

他は「介護サポートコース」「カフェ接客コース」「農業コース」「清掃コース」「工房コース」があります。

3学期に、志望に沿って本格的に選考に入るそうです。

コースを選択して、高校2年~3年生で実習したとしても、
将来の就職先は、コースにまつわる所に限るわけではないのです。
どこでも本人が自由に選べばいい、と私も思っているのですが、
「苦手を克服しようとして」という動機での選択は、たぶん、辛さを伴う2年間になるのではないかなーと思うのです。
モタモタと行動の遅いコウを見かねて、テキパキとした友達が「手を出さなくていいから、そっちに行ってて!」と言うような事態にも、なりかねません。

そうかといって、「これぞ」という決め手もないのは、わかります。
コミュニケーションが苦手で、そのうえ不器用なコウは、コースの中で「得意を活かす」がなくて、選びようがないのでしょう。
高校1年生の実習で、親の気づかない才能が引き出され「楽しくて夢中になってやった」という経験ができればいいな、と淡く期待していたのですが、それはなかったようです。

冬休みに、コウと一緒に考えて、「動機書」に書くことの道筋をある程度手伝ってやる必要がありそうです。

ABOUT ME
ホタル
発達障害児【特別な支援を要する男の子】のママ。フルタイム勤務のシングルマザーです。