中学3年生のコウ。
11月に入り、後期の委員選出で、クラス代表委員になったとのことです。
特別支援学級の3年生は6人だけです。その中でのクラス委員で、すごくはないのですが、
卒業時の委員となると、何かと責任重大なのでは?
コウが選ばれることはないと思っていました。
先生から事前に「コウ君が代表に立候補しなさい」と声をかけられたそうです。
(この状況を聞き出すにも、「先生から代表に立候補しなさいと言われたの?」「ウン」というやり取りです)
おそらく、コウの第一志望の特別支援高校の入試で、集団での力を求められているので、
少しでも積極性がつくように、先生が配慮してくれたのだと推察しています。
実は中学2年生の前期にもクラス委員になりました。
「一生懸命、役割を果たそうとしています」と先生からの連絡帳に書いてくれていました。
月に1度程度、「学年協議会」という会議があり、
放課後に普通学級も含め各クラスの代表委員が集まるのです。
特別支援学級からの代表も尊重してくれていて、メンバーに入っていました。
放課後に正味1時間ほどだとのことで、デイサービスの迎えを1時間遅らせていたのですが、
それでも何回かは、協議会が終わらないのに、デイの迎えのために中座しなくてはならないことがあったようで、
任期終了の反省の文章(全校生徒に配布のプリント)にコウの字で「デイサービスのために協議会を早退してしまった」と書いてありました。
かわいそうなことをしたと私も反省していました。
それで「今回は、途中で帰らなきゃいけなくならないように、協議会の日はデイサービスを欠席にして、一人下校にしようか」と提案するとコウも「ウン」と言っていました。
コウも、緊張感のある中学校生活最後の5か月間を迎えました。
何か学んで成長してくれることを願っています。