小学校時代

シングルマザーの男児への入浴指導―発達障害児編―

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シングルマザーの男の子へのお風呂の指導は悩みますね。

ウチは家では、小6まで一緒に入っていました。
自分で体を洗わせると、ずっと太ももを泡のついたスポンジで擦り続けるだけ、とか
足の指は、スポンジを握って泡を出して、指の間に泡を通すだけ、とか
なかなか身に付きませんでした。

小児発達外来の主治医は
「25歳になってようやく自分の体を洗えるようになった子もいますから。
いつかできれば上出来なので、焦らずに」と言っていました。

宿泊施設やスーパー銭湯の大きいお風呂は大好きで、よく行きました。
ネットで調べると「女性風呂に男児も」は、小3までは何とか許容のようでした。
小4からは、1人で男性風呂デビューしました。
集合の場所と時間を打ち合わせして、
「浴槽に入る前におまただけお湯で流して、ザブン!と入って来るだけでいいからね」と送り出しましたが
変なおじさんに狙われでもしたら・・・と思うと1人で行かせるのは心配で心配で。
小1の娘に「脱衣所をさっと見て来て!」と行かせたこともありました。
迷子になりそうな広すぎる大浴場の宿泊施設は、避けています。

小学校の特別支援学級では、学校でのお泊まり会があり、銭湯に行くのが恒例でした。
また、学年行事の宿泊研修や修学旅行でも、先生が一緒に入浴してくれます。
そんな裸の付き合いで見守りまでしてくれるなんて、頭が下がる思いです。
シャワーの構造は場所によって違うので扱いは難しいと思いますが、
先生に聞ける間は先生から教えてもらって、
その後は、周りを見て真似してみる、という方法を取れればいいなと思っています。

中1からは家でも1人で入浴しています。
洗えているのか甚だあやしいのですが、
男の子3人の『おかん』の同級生が、
「自分は一緒にお風呂に入らず、小学校低学年の長男に下の子2人を洗ってもらって、
多分すみずみまで十分に洗えてはいないだろうけど、
たまに匂いを嗅いでみて『臭くないからいいや』と思ってる」
と言っていたのをいつも思い出しています。

ABOUT ME
ホタル
発達障害児【特別な支援を要する男の子】のママ。フルタイム勤務のシングルマザーです。