中学校時代

特別支援高校受検の準備・面接の練習

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特別支援高校の「受検」で一番大切なことは、「面接」です。
2学期は学校で、動画撮影して友達同士でもチェックし合い、面接練習をしていました。

担任の先生だけの繰り返しだと、しだいに緊張が薄れるので、との意図で、
中学校の校長先生まで面接の練習に参加してくれる日が設定されていました。

「冬休み中、間があくと忘れると思うので、デイサービスや家でも練習してください」と連絡帳に書いてありました。

我が家では、夕食後に20分間読書と決まっています。
コウは「面接の練習はその後がいい」言いました。

椅子を向かい合わせにして設置して、
コウがドアをノックするところからの一連を毎日練習しています。
ドアをノック→「どうぞ」→「失礼します」→椅子の横に立つ→中学校名と名前を言う→「どうぞ座ってください」→「失礼します」と言って座る
…といった動きが、ちゃんと身についていました。
「この高校を選んだ理由を教えてください」など、質問すると
「はい、」と返事をしてから、質問に答えます。

質問の項目は、学校でプリントに整理してくれて、あらかじめ本人が答えを書いている中から、私が選んで投げかけています。

「中学校で一番の思い出は?」と聞くと「修学旅行でお土産を買ったことです」と答えます。
普通は学校の一番の思い出は「クラスみんなで協力して何かができた」ってなことじゃないのかなー
と内心苦笑いですが、お土産だと答えることは、本人の中で決まっているようです。

冬休みのはじめのうちは、練習のことを私が忘れていると、コレ幸いと?黙って過ぎていました。
「コウ?ママが忘れてたら、面接の練習はやらないで、それでいいの?」と言うと、
その日からは読書後に自分から「面接の練習」と促してくるようになりました。

コウは滑舌が悪く、声も小さく、自分の名前さえ、何を言っているのか、大変にわかりにくいです。
特別支援高校では、そんな子もいる、と思って聞いてくれるのかなー。

ABOUT ME
ホタル
発達障害児【特別な支援を要する男の子】のママ。フルタイム勤務のシングルマザーです。