中学校時代

コウ、スキーが上達する

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

毎年、コウの特別支援学級のスキー学習は、2回あります。
バスでゲレンデに行き、ゴンドラに乗って滑るスキー学習です。
今年はコウたち3年生の受検の日と日程が重なり、3年生は1回だけの予定です。

学校のスキー学習に備えて、体の成長に合わせた道具を揃え、
スキーの練習もしておく必要があります。

コウはスキー板は去年のまま、スキーブーツだけ買い替えで済みました。
アサキは、スキー板もスキーブーツも、新調しました。

スキー板に付いた金具と、スキーブーツがちゃんと合っているか、
滑っていてすぐにはずれてしまったりしないか、
学校のスキー学習のゲレンデで不具合があると大変なので、その確認の意味もあり、
冬休み中、家族で2回ゲレンデに行きました。

いつもコウのシーズン初滑りは、リフトを降りた山頂からの「滑り出し」に膨大な時間がかかって、
コウの「勇気」が出るまで、私はじっと見守り、待っていました。
スキーは、滑れば筋肉も使って体が暖かくなるもののようで、
氷点下の気温の山頂でじっと立っていると、たくさん着込んでいても、寒いのなんの。
毎年、凍えながら、待つのが恒例でした。

そこそこ滑れる妹のアサキまで一緒に待たせるのはかわいそうなので、
「先に滑って1人でリフトに乗ってね」と、先に行かせていました。
同じ時間をかけて、アサキはコウの倍の回数、リフトに乗って滑っている、といった感じでした。

ところが今年は!
リフトを降りたところから、立ち止まることなく、コウも一緒のペースで、滑り出していました!

運動能力の低さの問題だけではなく、
昨年4月に作った、外斜視用のメガネのおかげかもしれません。
あまりよく見えなかったから、こわくて滑れなかったのかなー?

技術的には、大人同様の身長の男子が、スキーを大きく八の字に広げた「プルークボーゲン」でゆっくりスピードで滑るのは、ゲレンデにおいては「とっても下手」の部類です。
でも、本人が楽しくウインタースポーツを経験できればそれでいいのです。

今年は、家族で同じペースで同じ回数、リフトに乗ることができました。

小学生時代は毎年、特別支援プログラムの4日間のスキースクールに行かせていたのに、
中学生になって以降は、残念ながらコロナ禍で実施されず、でした。
今年は1日だけの開催で、参加することになっています。

ABOUT ME
ホタル
発達障害児【特別な支援を要する男の子】のママ。フルタイム勤務のシングルマザーです。