小学校時代

発達障害児のスキー学習

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私たちは、北海道在住です。
学校教育の体育の科目の中で、ウインタースポーツがあって、
住んでいる地域によって、
山が近い地域の学校はスキー、平地の地域の学校はスケートです。

ウチは、一番近いゲレンデが車で20分です。
小学校から高校まで、年に2回ほど、スキー学習があります。

特別支援学級もスキー学習はあります。
少ない生徒の人数に、先生を多めに配置して教頭先生まで動員して、見守ってくれています。

私の小学校の昭和時代は、スキー学習のお弁当は、外で雪の中、凍えながら食べました。
現代は、普通学級の生徒はバスの中で。
特別支援学級は、ロッジの中で。優遇されています。

大人になった私のスキーの腕前は、自分が何とか滑るだけで精一杯なので、
コウのスキー教育は「外注」に出しました。
小学1年になる直前に、スキー指導の資格を持つ友人に頼んで、
スキーの扱い方を教えてもらい、リフトに乗せて滑り方を教えてもらいました。

スキーは「スキーウエアを着る・硬くて重いスキーブーツを履く・長くて重いスキーを運ぶ・
スキーの金具に合わせてスキーブーツに付ける・終わったらスキーをはずす」
という、仕組みを理解して身につけるべき課題がいくつもあります。
力が弱くて不器用なコウに、教えるのは大変だったと思います。
友人は一日がかりで教えてくれました。
この初体験が悪くなかったと見え、コウはスキーを嫌がることはなく毎シーズン挑戦しています。

小学2年からは毎年、お正月に「シーズンの初滑り」だけ私も一緒にゲレンデに行き、
スキーの雰囲気や扱い方を思い出させてから、
1月中に、特別支援を要する子ども向けの日帰り3~4日間程度のスキースクールに行かせ、
2月の学校のスキー学習に備えていました。

スキースクールでは、スピードをこわがるコウに根気よく指導してくれて、
Jr検定まで挑戦させて、なんと4級を取りました。
・・・という報告を、連絡カードや電話で受けて、私はバス停までの送迎だけをやっていました(笑)

中学生になってからは、なかなかコウに適切なスキースクールが見つからなくて、
1月に2回ほど家族でスキーに行って、
2月にスキーセットを学校に運んで以降は預けっぱなしにしています。

特別支援学級では、中学校近くの小さな山のある公園で、
体力作りも兼ねてスキーの練習を積んでから、
ゲレンデでのスキー学習に臨んでいます。

ABOUT ME
ホタル
発達障害児【特別な支援を要する男の子】のママ。フルタイム勤務のシングルマザーです。