小学校時代

コウ小学1年生普通学級時代の連絡帳その29

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母より
3月3日
3月4日の参観日、親の方が緊張しそうです。笑。
1年生は1日の欠席もなく、学級閉鎖になっても、インフルエンザにも罹らず、
元気に学校に行けて本当に良かったです。
先生が熱心にコウの特徴を知ろうとしてくださったこと、
クラス運営に多大な配慮をしてくださったこと、心から感謝しています。

2月25日の児童発達外来で、デイサービスや児童発達外来に通っていることについて、
本人が疑問に思ったり、お友達から「なぜ車が迎えに来るのか?何をしに行っているのか?」と聞かれたら、どう答えるか、言葉を用意しておかなくては…という話になりました。
医師は「習い事だと言っておく程度が良い。障害の告知は、この後の発達によってはしないでも済むケースも多い。
早すぎると『自分はやっても出来ないダメな人間だ』と自己評価を低くする可能性がある」と言っていました。

デイに通う目的については「母が仕事で忙しいので、宿題やトランプや料理など大人になって必要なこと、それに楽しいことを習うために行っている。
土曜日に習字を習っているのも(2月から行っています)、大人になって習字がうまいとかっこいいから。それと同じ」と説明しようと考えています。

先生より
3月5日
参観日、コウくん頑張りましたね~!!
自分の発表はもちろんですが、司会もお友達に助けてもらいながらもあんなに上手にやり遂げて、成長を感じました!!
こちらこそ、お忙しい中、役員も受け入れてくださり、参観日には足を運んでいただき、本当に感謝しています。ありがとうございます。

児童発達外来での話、勉強になります。確かに事前に言葉を用意しておくことって、何に関しても必要ですね。
私が見ている範囲では、今のところ周りの子たちが疑問に感じている様子はありません。

母より
3月6日
参観日、ありがとうございました。
「机と椅子」という定位置がないと、落ち着かない様子ですね…。
親としては頭のひとつも小突いて「座りなさい!」と押さえつけたい気持ちでした…
先生もイライラすることでしょう。
根気強く付き合ってくださっていることがよくわかりました。
アンナちゃん達が助けてくれて、役割を果たすことができて、お友達のサポートにも大感謝!!です。

クラスメイトが「コウがいたらチームが負ける」などと思うようになるだろうなと思います。
いろんな経験を積んで、遅れ遅れでも成長するのを、じっと待つしかないですね。
家では「コウが生まれてくれて本当に嬉しい」「ママの子になろうと選んできてくれたんだね。ありがとう」と、毎日言い続けています。
親がしてやれることは、とても限られているので…
先生やお友達に恵まれていくことを願うだけしかできないと実感しています。

先生より
3月6日
「落ち着いて座る」は、なかなか大変ですね…。
卒業式練習が今日もあったのですが、
ずっと頭を振ったり、立っているはずの時にも座ったり、
前の子の椅子に足をかけたり…という感じでした。
背の順でいくと列の間に入り込んでしまって指導もできないので、
学級の後ろの席で(できれば私が隣について)参加しようと思っています。

お母さんの日々の声かけは、きっとコウくんにも届いていますね。
毎日愛情を注いでもらってコウくんも幸せですね。
大きな学年になればなるほど、お母さんの心配しているようなことも出てくるかもしれませんね。
今は、私がコウくんを叱っても、少し突き放して遠目で見ていても、
周りの子は決して見捨てず、手助けしてあげていて、それが当たり前、という感じで、嫌がったりもせずにしています。
温かくかかわる環境を大切にしていきたいと思います。

小学1年生の3学期も、終わりに近づいてきました。
小学校低学年の発達障害児にとって、「静かに座っている」ということが、どんなに苦行であることか…!
できないことを強いる環境に置いたことは、
やはり彼の発達に合っていなかったと言わざるを得ません。

高校生になった今は、インナーマッスルが弱いせいで、きちんとした姿勢を長時間保つことがどうも難しいようではあるものの、
静かにその場にいることは問題なくできるようになっています。

大人が「今はできなくても、そのうちにできるようになる」
「いつかできれば結果オーライ」
とのんびり構えていられることが、やっぱり望ましいと思います。

ABOUT ME
ホタル
発達障害児【特別な支援を要する男の子】のママ。フルタイム勤務のシングルマザーです。