小学校時代

コウ小学1年生普通学級時代の連絡帳その24

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母より
12月11日
12月10日、児童発達外来に行きました。
暴言について「言葉への関心の高まりで、悪い言葉を取り入れて『使ってみよう』とする。他者の反応への関心も高まっていることの表れ」とのことでした。
また、手伝ってくれる友達に対する暴言について、
「人に手伝ってもらうことをどんな気持ちで受けているか」という示唆も医師からありました。
試しにコウに「お友達に手伝ってもらう時、本当はコウもできるのになぁと思うことがあるのかい?」と聞いてみると、
「そう、そうなんだ!!」と、珍しく強く反応していました。
お友達の配慮があるからこそクラスに居ることができるのに…と思いますが、
少しずつ自尊心のようなものも育ってきているのだなと感じました。

先生より
12月11日
連絡ありがとうございます。
暴言も、成長の過程の一つだったということがわかってよかったです。
お友達に手伝ってもらう件については、コウくんの気持ちも少しわかる気がします。
私が見ている時に、手伝いすぎていると感じた時には「それはコウくんもできるからいいよ。」と言って伝えていますが、
全てを見れているわけではないので…。
あとは、やらなければいけないペースと、コウくんのペースが合わないので、友達が手を貸すと、怒ってしまう、という時もあります。
大事な成長の一つとして、私も考えながら指導していきます。
音楽で、鑑賞の学習をしています。
とても耳がよく、音の高さや速さの違いなどを敏感に感じとっています。

母より
12月16日
「やらなければならないペースと、コウのペースが合わない」…とてもよくわかります。
お友達は見かねて手を貸してくれているのですよね。

朝は、7時50分に家を出ています。
送りの距離をを少しずつ縮めて、グランドフェンスの始まりの所までにしています。
別れた途端、ジグザグに歩いたり、氷や雪を踏むのを楽しんだり…で、
振り返っても振り返っても、別れた場所からほとんど進んでいないような感じです。
それでも学校から8時40分に電話が来ないので、何とかたどりついているのだなと思っています。

耳が良いとは驚きです。ついていけない事ばかりでないのは救いです。
楽しんで取り組めることが増えると、意欲も増して「やる気スイッチ」が入りそうですね!
いいところを見つけていただいて、感謝しています。

先生より
12月16日
朝は、8時30分のチャイムには間に合う時間に登校できています。
お母さんと離れてからは、ゆっくりゆっくりなんですね(^^;)
でも、間に合って、朝の活動(読書やプリント学習)にも取り組んでいるので大丈夫です。
(ちなみに17日は友達に連れてきてもらっていました(;^_^))
コウくんが意欲をもって取り組めることが増えていくように私も工夫していきます。
最近は休み時間に鍵盤ハーモニカを弾いたりしています。
チューリップの曲を教えていない部分も弾こうとしていました!!
教えてあげると楽しそうに弾いていました。
音楽に興味があるようですね(#^^#)
お友達への暴言は少し減ってきたように感じています。

母より
12月24日
家ではおもちゃのピアノで「チューリップ」「メリーさんの羊」「ドレミの歌」を意外にひっかかることなくなめらかに弾けていてびっくりしました。
CMの「すき家の牛丼♪」を研究しながら音を探しています。笑。
「学校のチャイム」も披露してくれました。

2学期も温かく熱心なご指導ありがとうございました。
冬休みは児童会館+デイサービスの日々です。
スキー初体験の予定です。今年扱いやすいこと重視で、来年の身長の成長を考慮せず、短めのスキーを購入しました。

先生より
12月24日
家でもピアノで披露しているんですね(^^)
「すき家の牛丼」に挑戦中なんですね!!
最近、休み時間に「ユウイチくんはどこ?」と聞いてくることが多く「どうしてかな~」と思っていると、
ユウイチくんはオルガンがとても上手で、よくいろんな曲をスラスラと弾いているのでそれを横で見たり、
一緒に音を出してみたりして一緒に楽しんでいる様子でした(#^^#)♪

扱いやすいスキーの方がいいと思います。2年生までは学校のグランドでの学習になるので。購入ありがとうございます。
今年も一年、ありがとうございました。よいお年をお迎えください。

担任の先生は、20代後半の若い女性の先生でした。
コウの入学直後の4月の家庭訪問で、
「発達障害児でお世話をかけます」と言った時に、
「大学で、発達障害や特別支援教育について学んできました」と言ってくれました。
壮年期のベテランの先生も、折々で研修などは受けていると思いますが、
教育してきた中での成功や失敗(と感じた)の経験値から、「このような子は、このように扱う」といった自分の方針のようなものを曲げないタイプの先生もいると思います。
「教育学」に触れたてのまっさらな大学生の時に、構造的に基礎から発達障害を学んできた先生は、ベテラン先生よりむしろとても頼もしいと感じたものです。

ABOUT ME
ホタル
発達障害児【特別な支援を要する男の子】のママ。フルタイム勤務のシングルマザーです。