就労移行支援通所時代

猫の養育費用

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子猫を迎えて半年。
「もずく」はあっという間に大きくなって、
体重は1kgから3kgになりました。
来客の誰にでもなついた時期は終わり、人見知りでちょっと臆病。
我が家はただの「猫の毛が舞う家」になり
「子猫を見に来て~♪」とは言えなくなってしまいました。

コウは1日3回は「もずくかわいい」とつぶやき、
もずくの顔からではなく背中から唐突になでています。

ところで、「ペット貧乏」という言葉もあるくらい、猫を飼うことは贅沢です。

保護猫を迎えるための準備として、
譲渡会から「178cm以上、3段以上のケージ」と写真入りで説明がありました。
私の人生でもずくは3匹目の猫ですが、昭和時代、平成時代、家族の留守中も猫は家の中で放し飼いでした。
言われてみれば、ゴミ箱やキッチンなど、猫にとって危険な物がいっぱいの空間でした。
令和の猫は「ケージ」という安全の確保が必要です。
猫にとって、誰も侵入して来ない、安心の「安全地帯」の役割もあります。
また、キャットタワーも兼ねています。
楽天市場で18000円ほどのものを注文して、自分で組み立てました。

保護猫の譲渡に36000円を「寄付」として支払いました。
この金額は、避妊手術やワクチンなど終わっていてもいなくても、一律で同額だそうです。
猫をもらい受ける代金というよりも、
あくまでも保護猫会への寄付の意味合いです。

そして何といっても、一番かかるのは「医療費」でした。
もずくは保護猫会では医療には一切かかっていないとのことで、
ワクチン2回で15000円、
くしゃみの風邪をひいていて治療7500円。
子猫の時は特に、体調には慎重に対応しました。
ペット保険には入っていません。

避妊手術の費用は、術前検査、開腹手術と1泊入院費、10日後の抜糸で計4万円でした。
避妊去勢手術費は、平成時代は「オス1万円、メス3万円」だったと記憶しており、
その頃とあまり変わりない印象です。
これは値上げすると「そんなに高いなら、避妊手術をしない」と言われると困るので
獣医師さんとしては値段を上げられない領域なのかな、と推察しました。

忘れてはならないのが、賃貸マンションのペット礼金が家賃1か月分です!!
「入居の際はまだ猫はいないんですね?飼ったら教えてください」
と支払いを保留にしていてくれました。
「飼うのは1匹ですね?」と確認されました。

日々の費用は、フードとトイレ砂です。
月7000~8000円の感触です。
フードは今のところ、もずくが好き嫌いがないようなので、
決まったフードにせずに、試供品サイズの「避妊去勢後の低カロリーフード」をいろいろ買って与えています。

命を迎え入れたら、もう待ったなしです。
何でも値上がりしている昨今、出費のたびに「ひーーー」と思います。
シングルマザー世帯にとっては負担ではあるのですが…
私は、コウが大学に行かないのだったら、
行くとしたらかかった費用だと思えば、
ペット礼金だって医療費だって、
大学の入学金より安い、と考えています。

旅行好きの我が家。「猫がいたら旅行できなくなるよ」と覚悟をもってもずくを迎え入れました。
この「旅行費用」も猫費に計上できます。笑。

もずくとの暮らしでコウとアサキにとって得るものが大きいことだけは確かなのですから、
もずくが「人生の豊かさ」を運んできてくれたと思っています。

ABOUT ME
ホタル
発達障害児【特別な支援を要する男の子】のママ。フルタイム勤務のシングルマザーです。