保育園時代

発達障害児の母は繊細かもしれない

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コウの妹のアサキは普通児です。
アサキも1歳からコウと同じ保育園に行っていました。
その保育園は自宅からちょっと遠かったので、
アサキは3歳の時、コウの小学校入学に合わせて、校区内にある保育園に転園させました。

転園前に、保護者説明会に参加しました。
参加者全員への説明の後に、担任保育士さんによる個別の打ち合わせがありました。
アサキは「普通に」この年代の女児に求められる水準の生活行動が身についていました。

若くはない女の保育士さんが「お洋服も自分で着られない子もいます。リュックから自分で荷物も出せない子もいます。お家で練習させて来ないのかなって思いますネ」と言いました。
おそらく、アサキはできるので、褒めるつもりもあって軽い気持ちで言ったのだと思います。
それは伝わったのですが、私はおおいに傷ついていました。

「できない子は、練習させないからできないのではありません」と言いたかったです。
普通の幼児は、促さなくても自分から「自分でやりたい!できる!」と言い出します。
コウは、そうした「やる気」を見せることはありませんでした。
まさに「お洋服も自分で着られない子」であり、「リュックから自分で荷物も出せない子」でした。

その保育士さんも、発達障害児の親にはきっと言動に気をつけていることと思います。
目の前の普通児の親が人知れず傷ついているとは夢にも思わないことでしょう。

軽い気持ちで言うくらいに、「練習させないからできない」「練習すればできるはず」というのが、
おおむね一般的な見方かな、と思わされた、一場面でした。

ABOUT ME
ホタル
発達障害児【特別な支援を要する男の子】のママ。フルタイム勤務のシングルマザーです。