保育園時代

発達障害児の集団保護者懇談会

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コウの集団保護者懇談会に出席した回数は、
保育園→小学校→中学校、通じて全部で4回です。
↑こんなにハッキリ言えるくらい「数えるほど」です。

初めて出席したのは、保育園の3歳児時代。
お母さん方の子どもに関する悩みが、あまりに我が子とかけ離れていて、
話題についていけなくて、「そこにいるだけ」になりました。
「子どもが口ごたえばかりして困る」
「ウチの子は、何でもやりたいやりたい言うので、止められない」などです。
当時、コウに発達障害があるとわかっていなくて、
成長の遅めののんびり系男児だと思っていたのですが、
みんなはそんなに親を困らせるほど言葉が達者で、自己主張があって、
自発的に行動するのだなぁ、そうだよなぁと思いました。

次に出席したのは保育園年長時代でした。
親や保育士さんはコウに発達障害があるとわかっていて、
特に公表はしていない中でも、園の子どもたちも保護者もコウを温かく見てくれていて、
知らずにお世話になった場面もあったかもしれないと思って、
保育園時代の最後に出席しました。
やっぱり共感できる内容は全然なく、
1人ずつの発表は自分はあっさり手短に済ませ、もっぱら聞き役でその場にいました。

次に出席したのは、小学校1年の夏休み明けでした。
発達障害があるとわかっていたけれど、普通学級に在籍していた時のことです。
「夏休みの様子」を1人ずつ発表するという発言の場で、
女の子のお母さんが、担任の先生に「夏休みの宿題が7月に終わってしまって、やらせることがなくて困りました」と言うではありませんか。
夏休みは7月25日~8月18日です。
コウは、宿題に気を乗らせるのに苦労して、なだめすかしながら、
「宿題が始業式の前の日までたくさん残っていたら【カツオくん】だよー」
と冗談もまじえつつ、デイサービスの協力+親が付きっ切りで何とか進めていました。
そしてその上【自由研究】まで・・・!
本当に大変でした。
集団懇談会は、やっぱり話題についていけない場でした。

コウが特別支援学級「ひまわり学級」に転級してから1回だけ、5年生の時に集団懇談会に出席しました。
クラスが学年につき5~6人程度の小人数です。
悩みは多岐に渡り、命に関わるような体の病気の子もいて、興味は尽きませんでした。
ところがいつも集っている親友ママ同士の会のような雰囲気で、
とても良い人たちだということは伝わるのですが、
ごく稀な出席の私には、入っていく隙間は見つかりません。

そんなわけで、中学校では一度も集団保護者懇談会に出席はせずにいます。

一方、妹のアサキの集団懇談会は、出席したことがありません。
せっかく「話題についていける」にも関わらず。笑。
結局、第2子は、薄ーくなって手抜きになるのでしょうか。

ワーキングマザーは忙しいので、たとえ参観日に仕事を早退して参加しても、
その後に残って集団懇談会に出るヒマがあったら、
平日しかできない用事を足早に済ませに、学校を飛び出していくのです。

こんなことではいけないような、
こんな感じでも何とかなるような。という曖昧な【集団懇談会観】です。

ABOUT ME
ホタル
発達障害児【特別な支援を要する男の子】のママ。フルタイム勤務のシングルマザーです。