ゲームの課金
コウは小学4年生からスマホを持ち、
youtubeでゲーム実況など見ながら、スマホのアプリのゲームで
長らく「課金しないような遊び方」をしていました。
しかしそれも楽しむのには限界が来たようです。
誕生日に何か欲しいものはないか聞いてみると
「ゲームに課金させてほしい」と言いました。
何やら「アイテム」があると、キャラクターが有意義に動き、とても楽しく遊べるそうです。
私にはさっぱりわかりません。
「金額はいくらくらい?」と尋ねると
「…2000円。…3000円。5000円。…10000円。」
と、どんどん金額が上がっていくではありませんか。
ゲームの業界や仕組みについては知識がありませんが
広告費で利益を得ているとはいえ、これだけ楽しませてもらって、遊ぶ本人からの利益がないのは、
いくらなんでもゲームクリエイターや提供する運営会社にも申し訳ない気持ちになりました。
子どもが親に言わずに何万円もゲームに課金して、
社会問題になっているという恐ろしい話を耳にすることもあります。
大学生がアルバイト代のほとんどをゲーム課金に使うという話も。
初めての「課金」が10000円って。すごすぎない?と思いました。
「その10000円分のアイテムは、長い期間、活用できるの?」と聞くと「うん」とのこと。
課金していないために諦めなくてはならない場面がたくさんあるそうです。
トシとって産んだ母親の私。
若者文化の価値観にアップデートできないというのも困ったものです。
とはいえ普段から何も欲しがることがないコウが考えて、
「欲しい」と意思表示をしたのですから、
反対して断るのもなぁーーーそれは違うなぁ。
私なりの葛藤のすえ、
コウにとっては10000円の価値があるのだろうと思い、
何かモノを買ってやったと思って、
コウの言う金額を課金することにしました。
「アイテム」を使って楽しく遊んでいるようです。

コウ:息子。特別な支援を要する男児。就労移行支援事業所通所中。ヤセ型。不器用、運動下手。

