小学校時代

あと3日間(コウ小3普通学級時代の連絡帳その37)

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母より
3月23日

3年生もあと3日間!
「席替えをしてユウナちゃんの隣になった。コウはついてる」と言っていました。
「コウのしんゆうはイッサ君」と言っていました。

この1年間も、不適応を起こすことなく通学できました。
ミタ先生には多大な配慮をいただき、ご苦労をおかけしました。
コウがクラスの一員としていられたのは、ひとえに先生のクラス運営のお力によるものと心から感謝しております。
また、クラスメイトたちもコウの特性を受け入れて接してくれて、奇跡のような1~3年生だったと思います。
ひまわり学級でも、心も体も健康で育ってくれれば…と願っています。

先生より
3月24日
今回の席替えは最終回ということで、くじ引きで席を決めてみました。
「誰と隣になっても仲良くできるね」ということでやってみましたが、
今回も同じグループになった子が私以上にコウくんに心遣いをしてくれています。
給食をしっかり食べられるよう励ましてくれるショウキくん、
ノートを取る手助けをしてくれるタクヤくん、
何かと声をかけてくれるユウナちゃん…
こうした雰囲気は、やはり1、2年生の時に皆が皆を受け入れるような学級、学年であったことがすごく大きいんだなぁと、感じ続けた一年間でした。
何かと行き届かない点が多々あったかと思いますが、
子どもたちが互いに成長しようとしていく力のすごさや、
コウくんの日々のがんばりを多くの場面で感じました。
ひまわり学級に行っても、いろいろな行事・学習で互いに交流する場面も少なからずありますので、
「共にがんばっていこう」と子どもたちにも伝えます。
一年間、いろいろとありがとうございました。

これがコウの普通学級での連絡帳の最後のページです。
小学1~3年生で、連絡帳は4冊になりました。

3年生の担任の先生は1~2年生のコウの様子の申し送りから、覚悟はしていたと思いますが、
こんなにきめ細かく保護者と連携してくれる先生に2人も出会うことは、非常に稀有だったと思います。
こうして9年前のことを振り返ると、先生は、三十数名の小学校低学年の子どもたちを指導しながら、たった一人のコウにかかる手がどんなに多大だったか、敬服の思いでいっぱいです。

私も朝から晩までフルタイムで正職員看護専任教員をしていて、
アサキの保育園の送迎もあり、
頻繁に学校に直接行くことはできませんでした。
どうにか手書きで書いた、学校の担任の先生への連絡帳と、放課後等デイサービスへの連絡帳の2冊を子どもに持たせ、
一日一日が事故なく無事に過ぎるようにと祈りながら、自分も仕事をしていました。
乗り越えたのは、本当に「一日」「一日」。無我夢中でした。

ABOUT ME
ホタル
発達障害児【特別な支援を要する男の子】のママ。フルタイム勤務のシングルマザーです。