高校時代

発達障害児の修学旅行【スーツケース】

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コウは高等支援学校2年生で、修学旅行に行きました。
2泊3日でした。

コウは旅行が大好きです。
家族旅行で行ってみたい場所をコウがリクエストすることもあり、
できるだけ実現できるように、長期休暇に計画を立てています。
スーツケースを持っての旅行も、慣れています。

私は過去に出張の多い仕事をしていたこともあって、
旅行荷物は少ないほど良いと思い込み、
「2泊なら機内持ち込みサイズのスーツケース」と反射的に判断してしまいました。
コウの往路の荷物は、30リットルのスーツケースと、25リットルのリュックです。

修学旅行は空港で集合でした。
集合場所に行ってみると、
同級生のみなさんは、半数が、1週間分の荷物が入るような大きな60リットル程度のスーツケース、
さらに30リットル超えのリュックにパンパンに荷物を背負っている子までいました。
中身が何なのか、おおいに気になりました。

「そうか、大は小を兼ねるのだから、往路は中がスカスカでも、お土産も全てすっぽり入って荷物が1つになるようなサイズがよかったんだな」と思い至り、
相当に落胆してクヨクヨしながら、見送ることになりました。

スーツケースは空港手荷物ターンテーブルに預け、
機内に持ち込むわけではないとわかっていたのに。

小学校と中学校では、修学旅行でも、事前に荷物を学校に運んで、中身を確認してもらっていたのです。
宿泊の出発当日に「こうすればよかったんだ!!」とわかって悔やむことは、今までなかったのでした。

帰りは「お土産の袋」「リュック」「スーツケース」と、荷物が3つになってしまうコウを想像すると、不憫になりました。
それでも、宿泊ホテルが2泊とも同じ所なので、全荷物を持っての移動は、最終日だけなのが救いでした。

ABOUT ME
ホタル
発達障害児【特別な支援を要する男の子】のママ。フルタイム勤務のシングルマザーです。