ついに我が家に子猫を迎え入れました。
保護猫譲渡会に15頭の子猫がいた中で、
ケージの中から「アサキと目が合った」というご縁で、
生後2か月の「キジトラ+顔~お腹は白」の女の子の子猫に決まりました。
譲渡会場で手続きをして、保護猫の会に数万円の寄付金を納めると、すぐに子猫をもらい受け、持参したキャリーバッグで自宅に運びました。
家族で名前を考えて、数か月前から「もずく」と決まっていました。
「もずく」は、どこかの庭で生まれ、野良の母猫が大けがをしていて、どうも助からないようだということで、
せめて子猫5きょうだいだけでも保護しようということになり、
保護猫の会がレスキューした、ということです。
「もずく」は、健康的で可愛らしくとても気立てのよい子猫で、
誰にでもすぐに慣れ、抱っこしても体や顔のどこを触っても嫌がることがありません。
遊ぶのも大好きで、家じゅう全力で走って、ヒモなどにじゃれています。
保護猫の会にレスキューされた後に、5きょうだい子猫同士で遊んでいるからといって食べ物と水を与えているだけでは、こういう気質の猫には育たないと思います。
いつか里子に行く時に、里親に慣れて可愛がられて幸せに過ごせるようにと保護猫ボランティアさんの手をかけて、ヒトを信頼するように育てられたのだということが伝わってきます。
我が家に来た時から、ケージ内のトイレも給水器も使いこなしています。
アサキは「もずく」の気がすむまで、根気よく遊んでやります。
コウは、たまに「もずく」を眺める程度で、関心を示す様子もなく、
いつも通りにスマホやゲームに興じています。
顔を触るのはコワイようで、たまに背中を唐突になでたりしています。笑。
子猫の世話の中で、コウの係は、夕刻に帰宅したら「もずく」にウェットフードを与えることになりました。
帰宅後はすぐに、リュックの中から水筒やお弁当箱をキッチンに出すなどの以前から決まっていた後片付けをした後に、「もずく」にフードを与えていたのですが、
「もずく」が早く食べたそうだ、自分の帰宅を待っていたんだとコウが気づいて、「先にもずくにフードをあげた方がいいよね」と言い出しました。
フードを与える時に「もずく、どうぞ」と名前を言って声をかけるように言うと、すごい棒読みで「もずく」と声をかけています。
待望の子猫が我が家にやって来て、ぎこちないながらも、コウも少しずつ馴染むことだろうと思います。
