保育園時代

発達障害児の自己肯定感

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自己肯定感とは、自分を大事な存在だと思える感覚です。
発達障害児は、苦手なことが多いために劣等感を持ちやすく、
自己肯定感や自尊心を持ちにくいと言われています。

コウに、小さい時は毎日毎晩、
「生まれて来てくれてほんとによかった~
よくママのところに来てくれたね~」と言い続けました。

「コウがいい子の時だけ好きなんじゃないよ。
悪い子の時も、大好きなんだよ~」
と、この愛は【条件付き】ではないというメッセージも、ずっと伝えていました。
妹のアサキにも、同様に言っていました。

コウは口数が少なく憎たらしいことはほとんど言わないのですが、
むしろアサキの方が、女児ならではに口が立つので、
私とケンカのようになることもあります。

そんな時はコウが「ママ、アサキ、好き?」と、確認します。
ムカムカ腹が立っている時にそう言われると、
「むむむっ」と、即答できない気持ちを抑えて、
「マ、ママはアサキが、す、好きだよ」と言わざるを得ないのです。笑。
他者に関心がないように見えて、きょうだい愛はそれなりに育っているようです。

自分が確実な愛を受けて、満たされて初めて、
他者への思いやりを持てるようになるのですよね。

そして、自分の成功や失敗は、愛を得るための条件に入っていないと信じることは、
失敗を恐れずに何かに挑戦する勇気にもつながると思います。

発達障害児には、普通児よりもかなり意識的に、
自己肯定感を植え付ける必要があるのだろうと思うので、
思春期になった今も、頭くらいはなでておくことにしています。

ABOUT ME
ホタル
発達障害児【特別な支援を要する男の子】のママ。フルタイム勤務のシングルマザーです。